【相談事例】岐阜県高山市の戸建て(3LDK・約100㎡):「丸投げ」運営の本当のコストと、旅館業の駆けつけ要件

「売上の20%で丸投げできると書いてあったが、本当にそれだけで完結するのか」——そんなご相談を、岐阜県高山市に戸建てをお持ちのオーナー様からいただきました。料金体系の全体像と、旅館業(簡易宿所)で求められる「駆けつけ要件」への対応が、開業に向けた確認ポイントでした。今回は、運営代行の総コストと駆けつけ体制についてお伝えしました。
■ ご相談のきっかけ
- 場所:岐阜県高山市
- 物件:3LDK・約100平米の戸建て(簡易宿所としての民泊運営を検討)
- ご状況:ウェブサイトを見て問い合わせ。運営業務を可能な限り委託する「丸投げ」を希望し、契約や支払い確認など最低限を除いてゲスト対応・清掃・日常運営を一任したい意向。
- オーナー様の悩み:サイト記載の「売上の20%から」が総コストのすべてではない点を懸念。加えて、簡易宿所で保健所申請する際の「駆けつけ要件(10分以内)」に、自社事業所の住所で対応できるのか、どう体制を組むのかが不明でした。
■ プロの診断
高山市で戸建てを丸投げ運営する際、押さえるべきポイントは3つです。
- 「20%」は管理手数料——別途実費がかかる
運営代行料は売上の20%。これに加えてAirbnb・Booking.comのOTA手数料15〜18%、清掃費(3LDK・約100㎡なら1回1万円超の見込み)、ゴミ回収費(通常の3倍程度)、リネン代などの実費が発生します。総コストで採算を見ることが重要です。 - 駆けつけ要件は「現地採用スタッフ」で満たす
簡易宿所の保健所申請では10分以内の駆けつけが求められます。代行会社の事業所住所で出すのではなく、10分以内に駆けつけられるスタッフを現地で採用して体制を整える方式です。 - 「丸投げ」後のオーナー業務はほぼ確認だけ
運営が始まれば、オーナー様の業務は「どうしても確認が必要な事項」と、毎月の売上・経費・振込内容の確認程度になります。
■ 私たちの回答
まず、丸投げ運営は可能ですが、料金は「売上の20%」がすべてではない点を正直にお伝えしました。20%は管理手数料で、これとは別にOTA手数料15〜18%、清掃費(約100㎡の3LDKなら1回1万円超の見込み)、ゴミ回収費、リネン代などの実費がかかります。総コストを把握したうえで採算を見ていただくことが大切です。
駆けつけ要件については、当社の事業所住所で申請するのではなく、10分以内に駆けつけられるスタッフと清掃スタッフを現地で採用して対応する方式である旨をご説明しました。これらの採用も含めて当社で対応します。当社は全国対応で高山市の物件も問題なく扱えます。物件のご住所と間取りをいただければ、無料で売上シミュレーションと見積りを作成し、全経費を織り込んだ手残りの見通しをお示しします。
「丸投げ運営の本当のコストと、許可に必要な体制」を、専門スタッフがその場で正直にお答えします。