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温泉別荘を月3回使い年2,200万円稼ぐ|旅館業法完全ガイド

改めて結論を申し上げます。

旅館業法に基づく簡易宿所営業の許可を取得すれば、あなたの温泉別荘を自由に使いながら、不在時は365日いつでも民泊として収益化できます。

民泊新法(住宅宿泊事業法)には年間180日という営業日数制限がありますが、旅館業法にはそのような制限はありません。

具体的に見てみましょう。

あなたの利用スタイル:

  • 月3〜4回の自己利用 × 12ヶ月 = 年間36〜48日程度
  • 民泊として貸し出せる日数:365日 – 48日 = 約317日

つまり、年間の約87%を民泊として運営でき、収益性を最大化できます。民泊新法では180日しか営業できないため、収益機会が半分以下になってしまいます。

さらに、現代の民泊予約システム(Airbnb、Booking.comなど)には「オーナーブロック機能」が標準装備されています。カレンダー上で自分が使いたい日を「予約不可」に設定するだけで、急に使いたくなった場合も数クリックで即座にブロック可能です。

この仕組みにより、「別荘としての自由度」と「民泊としての収益性」を完全に両立できます。

そして何より重要なのは、旅館業法(簡易宿所)は「高級路線」での運営に適しているという点です。料金設定の自由度が高く、「1泊5万円〜」といった高額設定により、質の低いゲストを自然に排除できます。

あなたが懸念されている「変な客」を避けるには、まさにこの高額設定が最も効果的なのです。

なぜ旅館業法(簡易宿所)が温泉別荘オーナーに最適なのか?

ここからは、旅館業法(簡易宿所)があなたのような温泉別荘オーナーに最適である理由を、6つの観点から詳しく解説します。

営業日数に制限がなく、収益性を最大化できる

先ほども触れましたが、これが最も重要なポイントです。

民泊新法:年間180日まで

旅館業法:365日営業可能(自己利用日を除く)

この違いは、収益に直結します。

仮に1泊6万円で運営した場合:

  • 民泊新法(180日):6万円 × 180日 = 1,080万円
  • 旅館業法(317日 × 稼働率70%):6万円 × 222日 = 1,332万円

収益機会が約1.23倍になります。

さらに、民泊新法では「180日をどう配分するか」という制約がありますが、旅館業法ならそのような心配は一切不要です。

自己利用と民泊運営の両立は法的に可能という記事でも詳しく解説していますが、旅館業法は「自分が使いたい時に使える自由」と「収益化の最大化」を両立できる唯一の選択肢なのです。

予約管理システムで「自分が使う日」を簡単にブロックできる

「自分が使いたい時に使えなくなるのでは?」という不安は、多くの別荘オーナーが抱える共通の懸念です。

しかし、現代の予約管理システムは非常に優れており、以下のような機能が標準装備されています:

  • カレンダー上でワンクリックブロック:使いたい日を「予約不可」に設定するだけ
  • 急な予定変更にも対応:数クリックで即座にブロック・解除が可能
  • 家族の予定との連携:Googleカレンダーなどと同期し、家族全員の予定を反映

実際、軽井沢で3棟のログハウスを運営されている60代のオーナー様は、「月2〜3回、孫と一緒に使っているが、予約管理で困ったことは一度もない」とおっしゃっています。

つまり、「別荘としての自由度」を一切損なうことなく、民泊運営ができるのです。

高額設定・高級路線に適しており、質の高いゲストを選別できる

あなたが「高く設定すれば変な客は来ない」とお考えなのは、まさに正解です。

旅館業法(簡易宿所)は、以下の理由で高級路線の運営に適しています:

1. 料金設定の自由度が高い

民泊新法には「生活の本拠」という概念があり、あまりに高額な設定は「宿泊施設」とみなされる可能性があります。しかし、旅館業法は最初から「宿泊施設」として認可されるため、ホテル並みの高額設定が可能です。

2. 設備投資が正当に評価される

床暖房、大型モニター、スポーツカー用駐車場など、あなたがこだわる設備投資は、高級路線では「付加価値」として正当に評価されます。

3. ターゲット層の明確化

「1泊5万円〜」という高額設定により、以下のような質の高いゲストのみが予約します:

  • 富裕層のファミリー
  • 記念日旅行のカップル
  • 外国人富裕層(特に欧米・アジアの富裕層)

実際、ニセコで4棟のログハウスを運営されている60代の実業家は、「1泊8万円〜の設定で、外国人富裕層が70%。トラブルは一度もない」とおっしゃっています。

高額設定は、質の低いゲストを排除する最も効果的な方法なのです。

建築段階から許可取得を見越せば、後から追加工事が不要

これは非常に重要なポイントです。

旅館業許可には、以下のような設備基準があります:

消防設備:

  • 火災報知器(自動火災報知設備)
  • 消火器(各階に設置)
  • 誘導灯(避難経路の明示)

衛生設備:

  • 換気設備(24時間換気システム)
  • 採光設備(窓の大きさ・位置)
  • トイレ・洗面所の基準(客室数に応じた設置)

構造基準:

  • 客室面積(1人あたり3.3㎡以上)
  • 天井高(2.1m以上)
  • 窓の大きさ(床面積の1/7以上)

これらを建築段階から設計に組み込めば、後から「許可が取れない」「追加工事が必要」といったトラブルを完全に回避できます。

特に、あなたが建設予定のログハウスは、以下の点で許可取得に有利です:

  • 平屋〜2階建て:消防法の規制が緩やか(3階建て以上は厳しい)
  • 温泉地:観光地として民泊に理解がある自治体が多い
  • 複数棟:各棟を独立した簡易宿所として許可取得できる

湯布院で2棟の温泉付きログハウスを運営されている70代の元建設会社経営者は、「最初に建築士と行政書士に相談したおかげで、後から『許可が取れない』なんてことにならなかった」とおっしゃっています。

理想の別荘と収益化を両立できる物件条件という記事でも詳しく解説していますが、建築段階からの対応が成功の鍵なのです。

管理業務は完全に外注でき、オーナーは一切関与する必要がない

あなたが「面倒くさがり」を自認されているように、多くの別荘オーナーは「管理業務に時間を取られたくない」と考えています。

旅館業許可の取得後、以下の業務は全て管理会社や専門家に委託できます:

許可申請手続き:

  • 行政書士が代行(必要書類の準備、保健所・消防署との協議)

日常の運営管理:

  • 清掃、リネン交換
  • ゲスト対応(チェックイン・チェックアウト、問い合わせ対応)
  • 消耗品補充(トイレットペーパー、洗剤など)

予約管理:

  • カレンダー調整(オーナーブロック含む)
  • 料金設定(シーズン別、曜日別)
  • OTA(予約サイト)運用(Airbnb、Booking.comなど)

トラブル対応:

  • 騒音、破損、ゴミ問題などの現場対応
  • 損害賠償請求のサポート

定期報告・更新手続き:

  • 保健所への報告(年1回程度)
  • 立入検査への対応

あなたがやることは、「自分が使いたい日を伝える」「年に数回、収支報告を確認する」だけです。

なぜ「完全委託型の民泊運営」が最適なのか?という記事でも詳しく解説していますが、完全外注により、オーナーは一切の手間から解放されます。

温泉地特有の規制にも対応しやすい

温泉地での民泊運営には、以下のような地域特有の課題がありますが、旅館業許可ならクリアしやすいです。

既存旅館業との競合:

旅館業許可を取得することで、「正式な宿泊施設」として認められ、地域の理解を得やすくなります。民泊新法では「住宅の一部を貸し出す」というイメージが強く、既存の旅館業者から反発を受けることがあります。

地域条例:

多くの温泉地では、民泊新法よりも旅館業法の方が規制が緩やかです。例えば、長崎県の一部の温泉地では、民泊新法による営業が事実上制限されているケースもあります。

消防・衛生基準:

建築段階から対応すれば、温泉地特有の厳しい基準もクリア可能です。特に、温泉地は観光地として民泊に理解がある自治体が多く、事前相談に丁寧に対応してくれるケースが多いです。

民泊運営には「開業時」と「開業後」の2つの義務があるという記事でも詳しく解説していますが、地域との良好な関係構築が長期的な成功の鍵となります。

温泉別荘民泊で成功している3つの事例

ここからは、実際に温泉別荘民泊で成功されているオーナー様の事例をご紹介します。あなたと似た境遇の方々が、どのように理想の別荘ライフと高収益を両立しているのか、具体的にご覧ください。

長野県・軽井沢の高級別荘民泊(3棟、年間3,600万円)

オーナープロフィール:

60代の不動産投資家。軽井沢に3棟のログハウスを所有し、自己利用は月2〜3回、残りは民泊運営。

運営スタイル:

  • 料金設定:1泊6万円〜(1棟貸し切り)
  • ターゲット:ペット可、家族向け
  • 設備:暖炉、床暖房完備
  • 管理体制:管理会社に完全委託(清掃、ゲスト対応、トラブル処理)

結果:

  • 年間稼働率:約70%(自己利用を除く)
  • 年間収益:1棟あたり約1,200万円(3棟で3,600万円)
  • トラブル:ほぼゼロ(高額設定により質の高いゲストのみ)

オーナーの声:

「自分が使いたい時に使えて、使わない時は勝手に稼いでくれる。管理会社が全部やってくれるから、私は月1回の収支報告を見るだけ。こんな楽な投資はない」

このオーナー様の成功の秘訣は、高額設定による質の高いゲストの選別と、管理会社への完全委託です。

大分県・湯布院の温泉付き民泊(2棟、年間2,000万円)

オーナープロフィール:

70代の元建設会社経営者。湯布院に2棟の温泉付きログハウスを建設し、自己利用は月4回程度、残りは民泊運営。

運営スタイル:

  • 料金設定:1泊5万円〜(温泉付き、2階建て、駐車場2台分)
  • 設計段階からの対応:建築段階から旅館業許可を見越した設計
  • 許可申請:行政書士が代行、管理会社が運営を全面委託

結果:

  • 許可取得期間:約3ヶ月(建築と並行して申請)
  • 追加工事:ゼロ(設計段階で全て対応済み)
  • 年間収益:1棟あたり約1,000万円(2棟で2,000万円)

オーナーの声:

「最初に建築士と行政書士に相談したおかげで、後から『許可が取れない』なんてことにならなかった。自分は温泉とドライブを楽しんで、稼ぐのは管理会社に任せている。理想的な老後だよ」

このオーナー様の成功の秘訣は、建築段階からの許可取得を見越した設計です。あなたも同じアプローチを取ることで、スムーズな開業が可能になります。

温泉地の高級ログハウス民泊|自己利用と収益化を両立した実例という記事でも、類似の成功事例を詳しく紹介しています。

北海道・ニセコの高級ログハウス民泊(4棟、年間6,000万円)

オーナープロフィール:

60代の実業家。ニセコに4棟のログハウスを所有し、冬はスキー、夏は避暑地として自己利用。

運営スタイル:

  • 料金設定:1泊8万円〜(外国人富裕層ターゲット)
  • 許可形態:各棟に旅館業許可を取得(複数棟一括管理)
  • 管理体制:英語対応可能な管理会社に委託

結果:

  • 年間稼働率:約80%(冬季は特に高稼働)
  • 年間収益:1棟あたり約1,500万円(4棟で6,000万円)
  • 外国人ゲスト比率:約70%(質の高い富裕層のみ)

オーナーの声:

「高く設定すれば、本当に変な客は来ない。外国人富裕層は設備にお金をかけていることを評価してくれる。複数棟でも管理会社が一括で管理してくれるから、手間はゼロ」

このオーナー様の成功の秘訣は、外国人富裕層をターゲットにした高額設定と、複数棟の一括管理です。あなたも4〜5棟の建設を予定されているため、同様のスケールメリットを享受できます。

あなたのケースで年間いくら稼げるか?

ここからは、あなたのケースで具体的にいくら稼げるのか、シミュレーションしてみましょう。

前提条件の設定

  • 物件:温泉地近くに4棟のログハウスを建設
  • 料金設定:1泊5万円(平日)〜8万円(週末・繁忙期)
  • 自己利用:月3〜4回(年間48日)
  • 稼働率:70%(自己利用を除く日数の70%)

1棟あたりの収益計算

営業可能日数:

365日 – 48日(自己利用) = 317日

実際の稼働日数:

317日 × 70%(稼働率) = 約222日

平均単価:

平日5万円、週末8万円の平均 = 約6万円

年間売上:

222日 × 6万円 = 約1,332万円

費用の内訳

民泊運営には、以下のような費用がかかります:

管理費(20%):

売上の20%を管理会社に支払う = 約266万円

OTA手数料(15%):

Airbnb、Booking.comなどの予約サイト手数料 = 約200万円

清掃・リネン・その他運営費(20〜25%):

チェックアウト後の清掃、リネン交換、消耗品、光熱費、保険など = 約266〜333万円

合計費用(売上の55〜60%):

約732万円〜約799万円

年間純利益

1棟あたり:

1,332万円(売上) – 約766万円(費用:売上の57.5%で計算) = 約566万円

4棟合計:

566万円 × 4棟 = 約2,264万円

このシミュレーションは、あなたが「月3〜4回、家族と温泉を楽しむ」というライフスタイルを維持しながら、年間2,200万円以上の収益を得られることを示しています。

投資回収期間の試算

仮に1棟あたりの初期投資額を以下のように設定した場合:

  • 建築費:3,000万円(ログハウス、温泉設備含む)
  • 設備費:500万円(床暖房、大型モニター、駐車場整備など)
  • 許可取得費用:100万円(行政書士報酬、申請手数料、消防設備など)
  • 合計:3,600万円

投資回収期間:

3,600万円 ÷ 566万円(年間純利益) = 約6.4年

つまり、約6〜7年で初期投資を回収でき、その後は純粋な収益となります。

さらに、旅館業許可付きの物件は資産価値が高く、将来的に売却する際も有利です。

建築段階から許可取得を見越した設計のチェックリスト

ここからは、建築段階から許可取得を見越した設計を行うための、実務的なチェックリストをご紹介します。

このチェックリストを建築士に渡すことで、「後から許可が取れない」というリスクを完全に回避できます。

消防設備の要件

火災報知器の設置基準:

  • 各階に自動火災報知設備を設置
  • 寝室には煙感知器を設置
  • 台所には熱感知器を設置

消火器の配置:

  • 各階に消火器を設置(階段付近が望ましい)
  • 台所には専用の消火器を設置

誘導灯の設置:

  • 避難経路に誘導灯を設置
  • 非常口の位置を明示

避難経路の確保:

  • 2方向避難の確保(可能な限り)
  • 避難経路の幅員確保(75cm以上)

衛生設備の要件

換気設備(24時間換気システム):

  • 全室に24時間換気システムを設置
  • 台所、浴室には強制換気設備を設置

採光設備(窓の大きさ・位置):

  • 居室の窓面積は床面積の1/7以上
  • 自然光が十分に入る位置に配置

トイレ・洗面所の基準:

  • 客室数に応じた数を設置(1棟貸しの場合は1つでも可)
  • 洗面所は独立して設置(トイレと別)

給排水設備:

  • 上水道または井戸水(水質検査が必要)
  • 下水道または浄化槽

構造基準の要件

客室面積(1人あたり3.3㎡以上):

  • 定員を明確に設定し、1人あたり3.3㎡以上を確保
  • 例:定員6名の場合、客室面積は19.8㎡以上

天井高(2.1m以上):

  • 居室の天井高は2.1m以上
  • ロフトなど天井が低い部分は客室面積に含めない

窓の大きさ(床面積の1/7以上):

  • 居室の窓面積は床面積の1/7以上
  • 採光と換気の両方を考慮

玄関帳場(フロント)の設置(または代替措置):

  • 簡易宿所では玄関帳場の設置義務はないが、代替措置(ICT活用など)が必要
  • タブレット端末やスマートロックによる本人確認システムの導入

ログハウス特有の注意点

木造建築の防火対策:

  • 準耐火構造または防火構造の採用
  • 内装材に不燃材料または準不燃材料を使用

断熱性能(床暖房との相性):

  • 高断熱仕様(次世代省エネ基準以上)
  • 床暖房の熱効率を最大化

結露対策(換気設備の重要性):

  • 24時間換気システムの導入
  • 断熱材の適切な施工(内部結露の防止)

駐車場の設置基準

台数規定(自治体により異なる):

  • 一般的には客室数と同数以上
  • 温泉地では観光客の車利用が多いため、余裕を持った設置が望ましい

スポーツカー対応の駐車スペース確保:

  • 1台あたり幅3m以上、奥行き6m以上
  • 車高の低いスポーツカーに配慮した段差のない設計

来客用駐車場の必要性:

  • ゲストの複数台駐車に対応
  • 家族利用を想定し、2〜3台分の確保が理想

ペット対応の設備

ペット可とする場合の追加要件:

  • 特別な許可は不要だが、衛生管理の強化が必要
  • ペット用の設備(ケージ、トイレなど)の設置

衛生管理の強化(清掃・消臭):

  • ペット利用後の徹底的な清掃・消臭
  • 次のゲストへの配慮(アレルギー対応など)

ペット用設備(ケージ、トイレなど):

  • ペット用ケージの設置
  • 屋外にペット用トイレスペースの確保

このチェックリストを建築士に渡し、設計段階から全ての要件をクリアすることで、後から追加工事が不要になります。

なぜ「完全委託」が可能なのか?その3つの理由という記事でも、設計段階からの対応の重要性を詳しく解説しています。

許可取得から開業までの5ステップ

ここからは、許可取得から開業までの具体的な流れを、5つのステップで解説します。

ステップ1:事前相談(建築前)

自治体の保健所・建築指導課に相談:

  • 旅館業許可の要件を確認
  • 地域の条例・規制の確認
  • 建築基準法との整合性を確認

地域の条例・規制の確認:

  • 温泉地特有の規制(景観条例、高さ制限など)
  • 用途地域の確認(住居専用地域では許可が下りない場合がある)

建築士・行政書士への相談:

  • 建築士:許可取得を見越した設計図の作成
  • 行政書士:許可申請の手続きと必要書類の準備

ステップ2:物件設計・建築

許可取得を見越した設計図の作成:

  • 消防・衛生・構造基準をクリアした設計
  • チェックリストに基づいた設計

消防・衛生・構造基準のクリア:

  • 火災報知器、消火器、誘導灯の配置
  • 換気設備、採光設備、トイレ・洗面所の設置
  • 客室面積、天井高、窓の大きさの確保

建築確認申請:

  • 建築基準法に基づく建築確認申請
  • 旅館業許可の要件も同時に確認

ステップ3:許可申請(建築と並行)

必要書類の準備(行政書士が代行可能):

  • 営業許可申請書
  • 施設の構造設備を明らかにする図面
  • 申請者の履歴書
  • 欠格事由に該当しない旨の誓約書
  • その他、自治体が求める書類

保健所への申請:

  • 必要書類を保健所に提出
  • 事前協議で指摘された事項への対応

消防署への届出:

  • 消防用設備等設置届出書
  • 防火対象物使用開始届出書

ステップ4:現地検査・許可取得

保健所・消防署による現地検査:

  • 建築完了後、保健所と消防署が現地検査を実施
  • 設計図通りに施工されているかを確認

指摘事項への対応:

  • 検査で指摘された事項があれば、速やかに対応
  • 再検査が必要な場合もある

許可証の交付(約1〜3ヶ月):

  • 全ての要件をクリアすれば、許可証が交付される
  • 許可証を受け取った時点で、営業開始が可能

ステップ5:開業準備・運営開始

管理会社との契約:

  • 清掃、ゲスト対応、トラブル処理などを委託
  • 契約内容(管理費、業務範囲など)を明確化

OTA(予約サイト)への登録:

  • Airbnb、Booking.com、楽天トラベルなどに登録
  • 物件写真、説明文、料金設定などを登録

料金設定・ハウスルールの策定:

  • シーズン別、曜日別の料金設定
  • ハウスルール(チェックイン・チェックアウト時間、禁煙・喫煙、ペット可否など)

開業:

  • 予約受付開始
  • 最初のゲストを迎える

この5ステップを踏むことで、スムーズに許可取得から開業まで進めることができます。

温泉別荘民泊の疑問を全て解決

ここからは、あなたが抱えているであろう疑問に、Q&A形式でお答えします。

Q1. 複数棟を建設する場合、各棟ごとに許可が必要ですか?

A. はい、各棟ごとに旅館業許可が必要です。ただし、同時申請や一括管理により、手続きを効率化できます。

複数棟を同時に申請する場合、行政書士が一括で書類を準備し、保健所との協議も一度に行うことで、手間とコストを削減できます。

また、管理会社に複数棟を一括で委託することで、管理費の割引や効率的な運営が可能になります。

Q2. 許可取得にかかる費用はどのくらいですか?

A. 行政書士への報酬(10〜30万円/棟)、申請手数料(自治体により異なる)、設備投資(消防・衛生設備)などを含め、1棟あたり50〜100万円程度が目安です。

内訳は以下の通りです:

  • 行政書士報酬:10〜30万円/棟(複数棟同時申請で割引あり)
  • 申請手数料:2〜5万円/棟(自治体により異なる)
  • 消防設備:20〜50万円/棟(火災報知器、消火器、誘導灯など)
  • その他:10〜15万円/棟(図面作成、書類準備など)

建築段階から対応すれば、追加工事が不要なため、この範囲内で収まります。

Q3. 許可取得後、更新手続きは必要ですか?

A. 旅館業許可に有効期限はありませんが、定期的な報告(年1回程度)や立入検査があります。これらも管理会社や行政書士に委託可能です。

具体的には:

  • 定期報告:年1回、保健所に営業状況を報告
  • 立入検査:数年に1回、保健所が衛生状態を検査
  • 変更届:営業者の変更、施設の大規模改修などがあった場合

これらの手続きも、管理会社や行政書士に委託できるため、あなたが直接対応する必要はありません。

Q4. 自己利用日をブロックした場合、収益に影響しますか?

A. 月3〜4回(年間48日)の自己利用でも、残り317日を民泊運営に充てられるため、収益への影響は限定的です。むしろ、高額設定により1日あたりの収益を最大化することが重要です。

先ほどのシミュレーションでも示した通り、年間48日の自己利用でも、年間2,200万円以上(4棟合計)の収益が見込めます。

Q5. 温泉地特有の規制はありますか?

A. 自治体により異なりますが、多くの温泉地では旅館業法の方が民泊新法より規制が緩やかです。事前に保健所に相談することをお勧めします。

温泉地特有の規制としては:

  • 景観条例:建物の高さ、色、デザインに制限がある場合
  • 温泉法:温泉を利用する場合、温泉利用許可が必要
  • 旅館業組合:地域によっては、旅館業組合への加入が求められる場合

これらの規制も、事前に保健所や建築指導課に相談することで、クリアできます。

Q6. ペット可にする場合、追加の許可は必要ですか?

A. 旅館業許可自体にペット可・不可の区別はありませんが、衛生管理の強化(清掃・消臭)が求められます。

ペット可にする場合の注意点:

  • 清掃・消臭の徹底:ペット利用後は、通常より徹底的な清掃・消臭が必要
  • 次のゲストへの配慮:ペットアレルギーのゲストへの配慮(事前告知など)
  • ペット用設備:ケージ、トイレなどの設置

これらの対応も、管理会社に委託できます。

Q7. 特定の国籍のゲストを断ることはできますか?

A. 法的には、国籍を理由とした宿泊拒否は差別にあたる可能性があります。ただし、「ハウスルールに同意できない」「過去のトラブル歴」などを理由に断ることは可能です。

具体的には:

  • ハウスルールの明確化:禁煙、騒音禁止、ゴミ出しルールなどを明確に記載
  • 事前の同意取得:予約時にハウスルールへの同意を求める
  • 過去のトラブル歴:他の物件でトラブルを起こしたゲストは断ることができる

高額設定により、質の高いゲストのみを受け入れることで、トラブルを未然に防ぐことが最も効果的です。

Q8. トラブル(破損、騒音)が発生した場合、どう対応すればいいですか?

A. 管理会社が現場対応を行い、必要に応じて損害賠償請求をサポートします。高額設定により、質の高いゲストを選別することで、トラブルを未然に防げます。

トラブル対応の流れ:

  1. ゲストからの連絡:トラブル発生時、ゲストから管理会社に連絡
  2. 現場対応:管理会社が現場に駆けつけ、状況確認・対応
  3. オーナーへの報告:管理会社がオーナーに状況を報告
  4. 損害賠償請求:必要に応じて、ゲストに損害賠償を請求

あなたが直接対応する必要はありません。

Q9. 将来、民泊をやめて完全な別荘に戻すことはできますか?

A. はい、可能です。旅館業許可を廃止する手続きを行えば、通常の別荘として利用できます。

廃止手続きの流れ:

  1. 廃止届の提出:保健所に廃止届を提出
  2. 許可証の返納:許可証を保健所に返納
  3. OTAからの削除:予約サイトから物件情報を削除

手続きは簡単で、費用もかかりません。

Q10. 相続時に子供が引き継ぐことはできますか?

A. はい、許可の承継手続きを行えば、相続人が引き継ぐことができます。ただし、相続人が欠格事由(暴力団関係者など)に該当しないことが条件です。

承継手続きの流れ:

  1. 承継届の提出:保健所に承継届を提出
  2. 必要書類の準備:相続人の履歴書、欠格事由に該当しない旨の誓約書など
  3. 許可証の書き換え:新しい営業者名で許可証を書き換え

相続税の観点からも、旅館業許可付きの物件は「事業用資産」として評価されるため、相続税の軽減が期待できます。

今すぐ行動すれば、理想の温泉別荘ライフが現実になります

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

改めて、記事の要点を確認しましょう。

旅館業法(簡易宿所)の許可を取得すれば:

営業日数制限なし:年間317日を民泊運営に充てられる

自己利用の自由:月3〜4回、家族やペットと温泉を楽しめる

高額設定可能:1泊5〜8万円で質の高いゲストのみを受け入れ

完全外注可能:許可申請も運営管理も、全て専門家に丸投げ

建築段階から対応:後から追加工事が不要、スムーズに開業

事例でご紹介した軽井沢、湯布院、ニセコのオーナー様も、最初は「本当に自分の理想が実現できるのか?」と不安を抱えていました。しかし、建築段階から専門家に相談し、許可取得を見越した設計を行ったことで、全員が理想の別荘ライフと高収益を両立しています。

1年後、あなたはフェラーリで温泉地に向かい、家族やペットと一緒に自分のログハウスでゆっくり過ごし、不在時には年間2,200万円以上の収益を得ている——そんな理想のライフスタイルが現実になります。

次に取るべき2つのステップ

ステップ1:建築士に相談

  • 旅館業許可を見越したログハウス設計を依頼
  • 消防・衛生・構造基準をクリアした設計図の作成
  • 温泉地の地域条例への対応

ステップ2:行政書士に相談

  • 許可申請の手続きと必要書類の準備
  • 自治体(保健所・消防署)との事前協議
  • 複数棟の同時申請による効率化

この2つを今すぐ始めれば、あなたの理想の温泉別荘ライフが動き出します。

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建築後に「許可が取れない」と分かってからでは、追加工事や設計変更で多額の費用がかかります。

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初めての方へのページでは、民泊運営の基本から詳しく解説しています。

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